野菜のおいしさをストレートに楽しむ
野菜のバーベキューは、そのおいしさをストレートに楽しむ調理法です。タマネギ、とうもろこし、ピーマン、パプリカ、ミニトマト、ズッキーニなど、季節ごとの旬の野菜を中心にチョイスするのが良いでしょう(この記事では夏野菜で紹介しています)。
![季節ごとの旬の野菜をチョイス 季節ごとの旬の野菜をチョイス](/library/vegeday/img/article/201907/img_9918_01.jpg)
野菜をおいしく焼くための下ごしらえ
野菜の切り方など準備について紹介します。
●野菜は厚く、大きめに切る
ふだん調理するときよりも、1.5~1.8倍程度を目安に、厚く大きめに切ります。そうすることで焦げにくくなります。
![野菜は厚く大きめに切ると焦げにくくなる 野菜は厚く大きめに切ると焦げにくくなる](/library/vegeday/img/article/201907/img_9918_02.jpg)
●焼く前にオリーブオイルを塗っておく
水分を逃さず焦げにくくするために、オリーブオイルを野菜もしくは、網に塗っておきます。
![焼く前に野菜か網にオリーブオイルを塗っておく 焼く前に野菜か網にオリーブオイルを塗っておく](/library/vegeday/img/article/201907/img_9918_03.jpg)
●野菜を焼き串でまとめる
タマネギをはじめバラバラになりやすい野菜は、焼き串に刺してまとめると焼きやすくなりますし、裏返すときも一気にできます。
![野菜を焼き串に刺してまとめる 野菜を焼き串に刺してまとめる](/library/vegeday/img/article/201907/img_9918_04.jpg)
野菜のおいしい焼き方の基本
おいしさを引き出すための、火加減や焼き方について紹介します。
●中火以下でじっくり焼く
野菜は水分が多いので、高温で焼くと水分が蒸発して焦げやすくなります。中火以下で、水分を保ったままゆっくり焼きましょう。じっくりと火を通せば、焦がさずに、素材の持つ味わいも引き出せます。
![炭の量で強火、中火、弱火の3段階に分ける 炭の量で強火、中火、弱火の3段階に分ける](/library/vegeday/img/article/201907/img_9918_05.jpg)
●野菜別のおいしい焼き方
<皮ごと焼く>
とうもろこしは、皮ごと焼いて蒸し焼きにすると、甘みが出ておいしくなります。皮なしの場合は、一度茹でてから焼きましょう。
![とうもろこしは皮ごと焼いて蒸し焼きに とうもろこしは皮ごと焼いて蒸し焼きに](/library/vegeday/img/article/201907/img_9918_06.jpg)
<丸ごと焼く>
ピーマンやパプリカは、半分に切り、種を取り除いて焼くことが多いですが、切らずに丸ごと焼くのもおすすめです。中が蒸し焼き状態になるので、種までおいしく食べることができます。
![ピーマンやパプリカは丸ごと焼くと、種までおいしく食べられる ピーマンやパプリカは丸ごと焼くと、種までおいしく食べられる](/library/vegeday/img/article/201907/img_9918_07.jpg)
<蒸し焼きにする>
どんな野菜もアルミホイルで包んで蒸し焼きにすれば、崩れたり焼きすぎたりする失敗が少なくなります。バターやハーブなどを加えても、香りづけができます。
![野菜はアルミホイルで包んで蒸し焼きにする 野菜はアルミホイルで包んで蒸し焼きにする](/library/vegeday/img/article/201907/img_9918_08.jpg)
最後に
野菜別の焼き方のコツを覚えて、バーベキューをおいしく楽しんでください。