ブロッコリーの茎をおいしく食べるコツ
ブロッコリーの茎の皮のむき方と切り方のコツを紹介します。
- 蕾と茎を切り離す。
- 茎を半分の長さに切り、茎を立て、皮をそぎ落とすように厚めにむく(下の画像は皮の厚さを見せるために手を添えていませんが、実際は茎が倒れないように、手で支えながら切ります)。
- 料理に合わせて、下の写真のように(上から時計回りに)輪切り、短冊切り、角切りにする。
輪切りはサラダ、あえ物などに、短冊切りは炒めもの、スープ、あえ物などに、角切りはサラダ、チャーハンの具などにしておいしく食べられます。
ブロッコリーのしらすあん
クセのないブロッコリーは和風の味付けにもぴったり!蕾にやさしい味のあんがからみ、食べやすいおかずです。ブロッコリーを丸ごと、鍋ひとつで調理できるスピードメニュー!
材料(3~4人分)
- ブロッコリー:1株
- しらす干し:15g
- しめじ:60g
<A>
- だし:400ml
- 酒:大さじ1
- 塩:小さじ2/3
- みりん:小さじ2
<水溶き片栗粉>
- 片栗粉:大さじ1
- 水:大さじ2
作り方
- ブロッコリーの蕾と茎を切り離し、蕾を小房に切り分ける。茎は、「ブロッコリーの茎をおいしく食べるコツ」を参考に皮をむき5mmほどの厚さの短冊切りにする。
※ブロッコリーの蕾を小房に切り分ける方法はコチラ
- しめじは石づきを切り落とし、ほぐす。
- 鍋にAを入れて煮立たせ、1と2を入れて混ぜる。ブロッコリーの色が鮮やかになったらしらすを入れ、ときどき混ぜながら2~3分煮る。
- 水溶き片栗粉を、混ぜながら中央部分に少しずつ加え、全体に広げる。30秒ほど混ぜながら煮て、つやが出てきたら盛り付ける。
最後に
とろみのあるしらすあんで、ブロッコリーを丸ごと味わってみてください。
ブロッコリーの蕾と茎の部位別レシピはコチラ
ブロッコリーの茎を使ったレシピはコチラ
ブロッコリーの選び方と保存方法はコチラ

小島美和子/Miwako Oshima
女子栄養大学卒業後、食品会社での商品開発業務、大学病院などでの臨床栄養指導等を経て、 有限会社クオリティライフサービス設立。働く人の食生活改善保健指導プログラムなどの企画開発を行う。TV、ラジオ、雑誌への出演のほか、厚労省の特定保健指導の実践的指導者育成プログラム開発ワーキングメンバーやTHP指導者養成専門研修及び産業保健指導専門研修など、各種研修講師等も多数担当。また、健康商材・サービスの価値、訴求力を高めるコンテンツ、プロモーションのコンセプトづくりから、より効果を出すプログラムの開発まで、管理栄養士の専門性を活かした食生活の現場でQOLを高める事業を企画・展開している。
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