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                        食の歴史とカゴメの歴史は密接なつながりを持ち、それぞれの時代で社会が求める価値を創造してきました。それは、私たちだけでは創造できなかった価値であり、紡げなかった歴史でもあります。
                        企業理念の1つである「感謝」は、自然の恵みと多くの人々との出会いに対する想いです。この想いを抱きながら社会との共生を実現してきたからこそ、120年余りの歴史を紡ぐことができたともいえます。
                    
                        時代を経ても変わらない協働・共助の精神は、企業理念の実践としてカゴメに息づいています。
                        これからも、変えないもの・変わるものを見極めながら、カゴメは社会との対話を大切にして、ともに成長を目指していきます。
                    
1899年カゴメのはじまりは農家。トマトの発芽と共に創業。
                                創業の地は愛知県東海市荒尾町(当時は知多郡荒尾村)。
                                1899(明治32)年、創業者 蟹江一太郎が軍隊時代の上官の言葉をヒントに、トマトをはじめとする西洋野菜の栽培に着手。最初の発芽をみた。その後1903(明治36)年、自宅の納屋でトマトソースの製造を開始。
                            
 
                                
                                    創業当時の様子
                                    1903年(明治36年)
                                
 
                                創業者 蟹江一太郎
1917年『カゴメ印』を商標として登録。社名は愛知トマト製造合資會社。
                                一太郎は、西洋野菜の栽培を勧めてくれた陸軍時代の上官への感謝から、陸軍の徽章にあやかり「五芒星」を登録しようとしたが認められず、三角形を上下に組み合わせた「六芒星」を商標として登録した。
                                これがいつしか、問屋筋の間で「カゴメ印」と呼ばれるようになった。(籠目紋は、切子細工などで伝統的な文様として当時から既存のもの)
                            
 
                                
                                    カゴメ印
                                    1917年(大正6年)
                                
 
                                
                                    カゴメ商標のついたトマトケチャップのラベル
                                    1923年(大正12年)頃
                                
1933年農産物シーズから“ニーズ”を創造。
                                トマトソースに続き、1908年にトマトケチャップを発売。
                                大正~昭和初期の食生活の洋風化の流れに乗って需要を拡大。
                                トマトジュースは、アメリカにわずか2年遅れの1933年に商品化。
                                以後40年以上にわたり改良を重ねながら、飲料としての市民権を得た。
                            
 
                                
                                    トマトケチャップソース
                                    (昭和初期のポスター)
                                    1908年(明治41年)
                                
 
                                
                                    トマトジュース
                                    1933年(昭和8年)
                                
1963年社名を「カゴメ株式会社」に変更。
                            現在の主力工場である那須・茨城・富士見工場を新設。営業拠点を全国に整備。
                            この頃のロゴマークは「トマト=カゴメ」を強調する「トマトマーク」。健康食品ブームでトマトジュースの売上が急拡大、トマト=カゴメブランドが確立。
                        
 
                            
                                東京カゴメビル開設
                                1976年(昭和51年)
                            
 
                            
                                トマトジュース
                                1972年(昭和47年)
                            
 
                            
                                創業80周年のスローガン
                                1978年(昭和53年)