個人株主のみなさま向け
カゴメは、株主のみなさまに当社の活動への理解を深めていただくために、「対話と交流の会」を実施しています。昨年までのオーストラリアでの企画に続き、今年は初めて、ポルトガルにて加工用トマト圃場、トマト加工の様子をご覧いただきました。
トマトの収穫・ 加工のトップシーズンに、圃場での収穫体験や工場視察、現地従業員との交流を通じて、カゴメが大切にしている「畑は第一の工場」というモノづくりの考えや、国際事業の展開、海外拠点だからこそ伝えられる当社の価値創造プロセスについて理解を深めていただきました。
また、カゴメが取り組む栽培技術開発についてもお伝えし、持続可能な農業への取り組みを体感いただきました。
・カゴメの加工トマト生産拠点 HIT
カゴメ商品の主原料であるトマトなどの加工・販売
・栽培技術開発に取り組むDXASの加工用トマト圃場
2025年9月1日
9月1日(月)、ホテルを出発してカゴメのポルトガル拠点、HITへ出発!
1時間ほど車窓の景色をお楽しみいただき、HITへ到着しました。
HITの会議室の窓からは、トマトの大型自動収穫機が動いている様子もお楽しみいただきました。
HITのCEO、湯浅周吾より歓迎のご挨拶を述べた後、カゴメフードインターナショナルカンパニー(KFIC)プレジデントの江端徳人から、カゴメの国際事業についてご説明しました。
さらに、DXASのCEOである林浩太より、グローバルなアグリ課題に取り組む「グローバル・アグリ・リサーチ&ビジネスセンター」の活動についてもご説明し、カゴメグループの成長と持続可能な加工用トマト産業への貢献について理解を深めていただきました。
HITからバスで移動し、「カゴメトマトジュース」などの原料に使用している加工用トマトの圃場を見学いただきました。
この圃場では、カゴメと NEC がポルトガルに設立した合弁会社 DXAS の営農支援サービスを活用しています。DXASのスタッフより、AI を活用した営農支援サービスを通じて目指す、持続可能な農業への取り組みについてご説明しました。
ご説明を受けていただいた後は、株主さまが楽しみにされていたトマトの収穫体験!収穫してすぐ召し上がられた株主さまからは、おいしい!とのお声をいただきました。
まさに“畑は第一の工場”という理念を体感いただく機会となりました。
圃場からHITに戻られたあとは、実際に従業員が日々食事している社員食堂にてランチ!
ポルトガル現地の福利厚生を、特別に体験いただきました。
ランチにはカゴメ社員、HIT社員、DXAS社員も同席して株主さまと交流しました。
ランチの後は、HITの工場見学へ。
実際の加工現場をありのままご覧いただきました。
圃場で収穫されたトマトが加工される様子を、現地スタッフとともに直接ご覧いただき、安心・安全の取り組み、環境保全への対応をについてご説明しました。
工場見学の後は、HITの製品を試食していただきました。
工場見学を終えた後は、リスボン市街のレストランにてCEOを含む現地スタッフとの懇親会を開催しました。
ポルトガルのお食事をいただきながら、カゴメの理解を深めていただきました。
株主さまからは、収穫体験、工場見学、現地スタッフとの交流を通じて、カゴメの国際事業や持続可能な農業への取り組みに対する理解と共感の声を多数いただきました。今後も、株主のみなさまとの対話を大切にしながら、カゴメの価値を広く伝えてまいります。