「幸せな成長」の時代をつくるための「健康寿命の延伸」
総合的な金融サービスを提供し日本経済を支える三井住友フィナンシャルグループが、2026年4月に野菜摂取推進プロジェクトに参画しました。東京・板橋にこどもの放課後の居場所と体験の拠点「アトリエ・バンライ-ITABASHI-」を開設するなど、社会的価値の創造に力を入れている同社にとって「健康寿命の延伸」はどのような意味をもつのかを聞きました。 こどもたちに豊かな体験を提供したいという思いが、プロジェクト発起人のカゴメさんと共通していたことから、参画するに至りました。 私たちは経営の柱の一つに「社会的価値の創造」を据えています。これは、さまざまな地域・産業のお客さまとつながりをもつ私たちだからこそ、社会課題解決をリードし、経済の成長とともにそこに生きる人々が幸福を感じられる「幸せな成長」に貢献しようとするものです。 その中で重点課題の一つに置いているのが、「貧困・格差の解消」です。そのためにはすべてのこどもたちに広く教育や挑戦の機会を提供することが重要だと考えていて、具体的な取り組みの一つとして2025年4月、こどもたちにさまざまな体験機会を提供する「アトリエ・バンライ-ITABASHI-」(以下バンライ)を開設したんです。 カゴメさんにはここで、体験型の食育プログラム「2つのしょくいく(植・食)」を実施していただきました。カゴメさんが食や栄養に関する体験をこどもたちに精力的に提供されていることはもともと知っていましたし、バンライでの取り組みを通じてますます共感は強まりました。 そんな経緯があり、この度正式にプロジェクトに参画することにしました。 バンライは、こどもたちが学んだり体験したりできる“放課後の居場所”として、銀行の出張所の跡地をリノベーションして開設しました。こどもたちが自由に来館できるようにするほか、こどもたちが自身の興味を通じて未来の可能性を広げられるように、さまざまな企業とコラボレーションした体験プログラムを提供しています。また、定期的に地域の団体によるこども食堂も開催しています。 カゴメさんとは、2025年の4月からプログラムを複数回にわたり実施しています。トマトの苗を植えるところからはじまり、収穫・調理するところまで体験させていただきました。野菜に興味を持ってもらうために「野菜先生からの挑戦状」と銘打ち、楽しく学ぶ仕掛けも展開していただきました。 2025年8月には、カゴメさんをはじめバンライで体験プログラムを提供している企業や板橋区の自治体関係者の方たちと一緒にコーポレートシェフの方が調理した野菜料理を囲む“大人の夜会”を開催し、交流を行いました。バンライはこどもたちの居場所であると同時に、大人も含めたさまざまな方たちとのコミュニケーションの場にもなってきています。また、多くのメディアに取り上げていただくことで、私たちが目指す世界や取組みを発信できている手応えも感じています。 こどもたちのために作った施設ではありますが、こどもたちにも、企業や地域にとっても良い影響が生まれてきています。この好循環は、バンライという場があることによる、想定以上の成果でしたね。 私たちは、社会課題の解決を通じて、人々が幸せを実感できる世界を目指しています。そしてそんな「幸せな成長」の時代を実現するためには、そこにいる人々が健康であることがとても重要です。 企業にとっては、社員の健康が労働力と生産力の維持につながります。また、家庭では健康維持による医療費削減が家計を改善し、可処分所得の増加を通じて社会の豊かさを高めます。こうした積み重ねが、国の財政改善と経済成長を支え、企業・家計・消費の安定が持続可能な経済社会の基盤となります。健康寿命の延伸は、我々が目指す「幸せな成長」の時代を実現するための大前提になるテーマです。 当社ならではのアプローチとして、例えば「健康」という領域で挑戦する企業に対する金融サービスや「お客様同士をつなぐ」「ソリューションの提供」といった非金融サービスを通じて、社会的価値を創造し「幸せな成長」の実現に貢献したいですね。志を共有する様々な企業と連携し、取組みの輪を広げることで大きな社会的インパクトを創造できればと思います。 折しも2026年2月に発表された政府の方針演説にも、人材総活躍の項目の中で「企業の活力を活かした小学生の居場所づくり」が盛り込まれていましたが、私たちもバンライを始めとする体験や教育分野での取組みにもより一層力を入れていきます。誰もが楽しく学べる機会を提供し、こどもたちの体験格差をなくしたい
──あらためて、「野菜摂取推進プロジェクト」にご賛同いただいたのにはどのような背景があったのでしょうか?

こどもも地域も企業も幸せになれる場所で、社会課題に向き合う

──社会課題解決に取り組む場として開設された「アトリエ・バンライ-ITABASHI-」での、これまでの取り組みや成果について教えてください。
──こどもだけではなく、大人が集うこともあったとか。
日本経済の成長に欠かせない「健康寿命の延伸」実現に向けて

──野菜摂取推進プロジェクトのテーマである「健康寿命の延伸」には、日本の経済成長においてどのような意義があるでしょうか。
──「健康寿命の延伸」は日本経済の成長に必要不可欠なんですね。今後の展開や、賛同各社と一緒に取り組んでみたいことはありますか?
同じ想いを持つ企業の皆様とも連携しつつ、こどもたちに多様な機会を提供し、地域、ひいては社会に、「幸せな成長」の連鎖を生み出していければと考えています。






























